独学で合格!宅建・管理業務主任者 資格の大原 宅建講座

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宅建独学勉強法



宅建は簡単って言われた。本当にそうなの?



 猫も杓子も宅建と言われた時代もありました。この資格ができてしばらくの間、かなり合格率が高かったのは事実です。特に第1・2回目の試験に関しては、古い資料によると、全員合格?というぐらい高い値を示しており、その当時、取得した方にとって、宅建はほぼ間違いなく簡単な試験だったでしょう。これについて疑う余地はないかと思います。

 しかし、悪い事にそのイメージが今もなお根強く残ってしまっている感が否めません。国家資格は年々難化する傾向を持っているという事を忘れてはなりません。近年の試験に目を向けてみると、約20万人の方が受験して、合格するのは約3万人といった具合です。毎年、多くの不合格者が出ています。

 これをみて、一概に簡単な試験だよと果たして言い切れるでしょうか?あと、当然、問題自体もちょっと勉強したぐらいで合格点がとれるほど生易しいものではなくなってきています。実際、受験直後の私の心境としては、簡単だった〜、というより、また来年受験かな…、といった気持ちの方が強かったです。

  では、逆に、難しい試験なのかと言われると、それもちょっと違うような気がします。宅建は勉強方法さえ間違わなければ、受かる試験です。よく言われるように、過去問中心で勉強を進めれば、ほぼ問題ないかと思います。そういう意味では、やるべき事がわかっている試験です。しかし、勉強は、なかなか自分が思っているように、一筋縄にはいきません。ゴールが見えても、往々にしてそこまで辿り着くのは大変なものです。過去問を解くのも大変根気がいる作業ですので、勉強当初から、あまり高をくくらない方がいいですね。なめてかからず、常に謙虚な気持ちで勉強にのぞみたい所です。



社会人で勉強できる時間があまりないのですが…



 この試験、社会人の比率が高いですので、あまり心配する必要はないかと思います。限られた時間の中で、皆さん学習していることと思います。「受験直前期 諦めたら、ダメですよ」の方でも触れていますが、とにかく隙間時間を活用しましょう。私は電車の中、お昼休みなど時間があれば勉強していました。こういった時間を活用するとしないとでは、あとあと差がでてくると思います。結果は最後の最後までわかりませんので、時間がないからダメかなあ、と嘆く前にちょっとした時間があれば勉強してみましょう。無駄に過ごしてしまっている時間がけっこうあるものです。

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