独学で合格!宅建・管理業務主任者 資格の大原 宅建講座

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宅建独学勉強法



テキストがよくわからないんだけど・・・


 私もこの点には悩みました。合格者が使っているテキストらしいけど、イマイチよくわからないなあって。でも、ここであまりオススメできないのは、違うテキストに乗り換えるといったことです(補助教材として別のテキストを参考程度にちらちらみる分にはいいのですが・・・)。解けない、分からない、じゃあ、このテキストはやめて、あっちも評判がいいみたいだから使ってみようというパターンです。これでは時間がいくらあっても足りません。

 もう少し辛抱して同じ物を使い続けてください。1〜2回 やってよくわからないのは当然と考えた方が無難です。回を重ねるごとに、なあんだ、こんなことだったのかとイメージを掴めることが多いです。大抵の場合、はじめて学ぶことばかりですから、一回で分かったら天才です(^^;) 私も凡才ですから、同じテキストを繰り返し読みました。何回も繰り返して読むうちに、テキストの各ページをイメージとして捉える事も可能になります。そうするとシメタ!ものです。問題を解いている時に、テキストのあの辺にこんな事が書いてあったって思い出せるようになります。

 ですから、乗り換えようと思う前に、是非もう1〜2回、今使っているテキストを分野ごとで結構ですので、よく通して読んでみてください。なお、その際、実際に過去の問題に当たってみる事も忘れずに行ってください。テキストを読むだけでは気付かない部分を見つけられますし、より知識の定着がはかれます。けど、最初のうちはあまり正答率にはこだわらないように。



過去問は分野別じゃないといけないの?年度別の方がいいのでは?



 確かに、分野別より年度別の方が、試験問題を解いているという感じが味わえますし、しかも、価格も安いので受験生にとっては魅力的な存在に見えます。しかし、使い勝手の点などで大きな違いがあると思います。

 まず年度別の場合、今読んだテキストの該当部分を解こうとすると、過去問をあっちこっち見なければいけませんし、項目によっては見つけるのがけっこう面倒だったりします。それに中には、テキストを全部読み終わってから、年度別に(10年分の過去問集なら10回に分けて)、時間を計って解いて行こうなどと考えてしまう人もいるかと思います。これは明らかに効率が悪いです。時間を計って解くのは本試験形式の予想問題集でやればいいことですし、これだと過去問をマスターできずに終わってしまう可能性があります。

 しかし、分野別を使った場合、こういったマイナス面を払拭できます。該当部分が見つけやすいため、テキストを読んですぐ問題に取り掛かれますし、この部分が苦手だから、ここを重点的にやろうといった使い方がスムーズにできます。また、復習するのも楽です。短期合格を狙うのであれば、早いうちから過去問に手をつけるといったことが大切です。そういった意味でも、分野別の方が優れていると言えます。ですので、なるべく分野別で学習するようにしてください。

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